メラニン色素が黒くなっていくしくみ

02.メラニン色素が黒くなっていくしくみ

メラニン色素はなぜ黒くなってしまうのでしょうか?

 

人間の皮膚というのは紫外線を浴びると核の中にあるDNAが壊されてしまったり、細胞が死んでしまったり、ガンの原因になったりしてしまいます。
こうしたことを防ぐためにメラニン色素は存在しています。
メラニン色素が作り出されると紫外線をブロックし、肌の状態を正常に保つようにしてくれます。
つまり、メラニン色素は肌を守るためには欠かせない存在であるということが言えますが、それと同時に黒いシミを作り出す原因ともなってしまいます。

 

紫外線を浴びると皮膚の中にあるメラノサイトという細胞から黒褐色のメラニン色素が作り出されます。
通常、このメラニン色素は紫外線をブロックしその役目を終えると垢となって体の外に排出されるようになっています。
日焼けをして肌が黒くなるのもメラニン色素が原因となっているのですが、しばらく経つと肌が白い状態に戻るのはメラニン色素が体の外に排出されているからです。
しかし、なんらかの理由によって体の外に排出されずに体の中に残って沈着してしまう場合があります。
これがシミの正体です。

 

メラニン色素が沈着してしまう主な原因として考えられているのは新陳代謝の低下です。
新陳代謝は体の中の不要な細胞を排出し新しい細胞を作り出す循環のことなのですが、この新陳代謝が低下してしまえば不要な細胞を体の外にだすことができなくなり溜まっていってしまいます。
こうしてメラニン色素が黒くなりシミとして残ってしまうのです。